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きゃなです(@pooh_kakei_lv3)
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年末調整の時期になりましたので、年末調整でお得な保険料控除についての記事です。
1.年末調整と保険料控除とは
年末調整とはサラリーマンや公務員が1年間の税金を再計算し、所得税の過不足を清算するために行います。この年末調整時に保険料控除というものが申請出来ます。
簡単に言うと保険に使用した金額を経費として認め、一定割合を課税対象外としてくれる制度です。
一般の生命保険料・介護医療保険・個人年金保険が対象となります。
これを上手く利用出来ると保険のメリットがフル活用出来る形になります。
2.基本的な考え方
全て記載すると膨大な量になるため、新制度(2012年以降)の制度に絞って書きます。保険会社から届く年末調整用の用紙に新制度と書かれている部分についてです。一般の生命保険料・介護医療保険・個人年金保険に対し、各保険料に対し年間8万円まで申請可能で、8万円申請すると4万円が非課税になります。
所得税は超過累進課税という仕組みです。
1949,999円以下 5%
1950,000円~3300,000円以下 10%
3300,000円~6950,000円以下 20%
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(省略)
という具合に課税所得区分毎に税率が変わります。
例えば課税対象が500万円なら・・・
(課税対象額は源泉徴収票を確認するとだいだいわかります。)
195万×5% + (330万-195万)×10% + (500万-330万)×20%
=57.25万円が所得税となります。
課税対象が500万の人であれば、生命保険料控除を限度額の8万円申請すると、4万円が課税対象外となるため、年末調整で8,000円(=4万円×20%)戻ってきます。
課税対象額が多く残っているほど税率が高くなるため効果が大きくなります。
=課税対象が多い方を優先で申請するのが基本的な考え方になります。
これを上手く利用すると面白いことが起こります。
3.狙い目は終身保険と学資保険と個人年金保険
この制度を利用するにあたり、中途解約以外では元本割れしない積立系保険(終身保険・学資保険・条件を満たした個人年金保険)を利用すると、投資レベルの利率で運用しているのと同じ結果になります。例えば学資保険を月7,000円組みます。
年間支払額:84,000=7,000円×12カ月 となります。
これを年末調整で保険料控除として申請すると、年間限度額の4万円が非課税となるため、課税対象が330万円以上残っている人なら8,000円戻ってきます。
84,000円の積立てで8,000円の利息を生むのと同じです。
逆に考えると76,000円(84,000円-8,000円)の支払いで、84,000円積立て出来ていることになります。
7.6万円の支払いで8.4万になるなんて年利10%超え達成です!
手数料高い保険と言われますが、節税効果フル活用でとんでもなくお得な商品になるんです。
非課税枠ギリギリ付近を狙うこと と 課税対象額が多いこと が重要です。
ちなみに年間支払額が8万円分以上あったら全部申請する必要はないので、限度額になるように上手く組み合わせて申請して下さい。
4.まとめ
・年末調整の保険料控除は積立系保険と相性が良い・課税対象額330万円以上と非課税枠ギリギリを狙うことで年利10%超えの可能性も有る保険
新制度&課税対象額が330万以上残っていることを前提のパターンで書きましたが、積立系保険も悪くないな!と思ってもらえたら幸いです!
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