こんにちは!
毎日更新中の きゃなです(@pooh_kakei_lv3)
本日はコンセントにある謎の3本目の正体に迫りたいと思います。毎日更新中の きゃなです(@pooh_kakei_lv3)
今回の結論は、日々の生活全てが勉強だということです。
それではゆっくりしていってね!
1.謎の3本目の正体に迫る!
洗濯機や電子レンジなど比較的高出力製品についているコンセントの謎の3本目ですが、実はちゃんと意味があります。見た目的には・・・
↓こんな感じのものや・・・
↓こんな感じのやつです
この3本目・・・繋いでいない人結構いますよね?
もちろんそれでも使えますけど、意味を知ったら、繋ぎたくなると思うんです!
この3本目が何の為にあるかというと・・・
アースをとる為にあります。
アースっていうのは、回路上グランド(GND)呼ばれることが多い為、以後はグランドと表記します。
ほぼ全ての電化製品は使用時にノイズを発生させます。
このノイズはWi-Fiに影響与えたり・・・要らん部位に帯電させて場合によっては感電したりするんですけど・・・
コンセントの3本目を繋いでおくと、これらの悪影響を減らすことが出来ます。
低出力の家電であればたいして影響無いので、低出力家電のコンセントに3本目は存在しません。
つまりコンセントに3本目がある家電は影響がある製品だと言うことです。
ではグランドとはどんなものなのかを説明します。
電気って電圧の高いところから低い方へに流れる性質があるんですけど、グランドは電気的に中立のポイントになります。
数字で記載すると±0Vです。
回路上のマイナス側が±0Vでは無いの?という疑問を持つ方が多いのですが、少し違います。
2.プラスマイナスとグランドの関係
理科の授業で豆電球付ける回路を見たことはあると思いますが、電池のプラスとマイナスを電球に繋ぐと電球が点灯しますよね?この回路ではプラスとマイナスだけでグランドという概念が存在しません。
乾電池であればプラス側は+1.5V、マイナス側は0Vと習います。
では0Vがグランドかというと、そういうわけでもありません。
例えば、直列に2本の電池を繋いで回路を作ります。
そのうち片方の電池と豆電球で別回路をつくると・・・
電位的には+側が3V、-側が+1.5Vとなります。
(ややこしいんですけど電位差=電圧 なので電圧的にはこの場合も1.5Vです。)
最初の例に出した回路が実は別の回路の一部だった場合、-側が必ずしも0Vになるとは限らないのでグランドではない。となります。
(+100Vと-100V接続して200V取り出す回路もあります。)
わかりにくいのはわかっているので、ここではわからなくてもOKです。
家庭用のコンセントを例にします。
皆さんは家庭用のコンセントへ家電を繋ぐ際、プラス/マイナスを意識して刺したことは無いと思います。
コンセントの穴をよく見ると実は2つの穴のサイズは違います。
電気が来ているのは片方だけです。
コンセント工事した人がちゃんとしている人なら穴の小さい方に電気が来ていて、穴の大きい方へは電気が来ていません。
(たまにこのルール無視したコンセントも存在しますw)
この穴の大きさルールにも理由があります。
危険な方の穴を小さくした方が安全だから小さい方に電気が来ています。
理由と一緒に覚えると忘れないのでおススメです。
(この辺の理由は知らなくても充分予測可能ですよね。)
コンセントは片方が±100V、片方が0Vです。
交流なので+-+-・・・と電気は交互に来ますが、逆に刺すと方向が変わるので-+-+と順番が変わるだけです。
刺したタイミングによっても変わるので、つまりどちらにさしても全く同じように使うことが可能です。
では3本目はどんな役割をしているかというと・・・
ガソリンスタンドなどにある静電気除去用のアレと同じです。
大電流が流れるコードってノイズ発生器みたいなもんなんですけど、このノイズによって帯電して欲しくない部位まで帯電してしまうことがあります。
家電側が帯電すると人が帯電していなくても感電します。
家電にとって要らんノイズは誤作動要因や故障にもなる為、良い事ではありません。
なので電気的に中立を保証したい部位はグランドと接続してあります。
このグランドは家電を動かす為の回路とは基本的に別になっています。
(±0V保証したい場合は-側と繋げる場合もあります。)
例えば電子レンジなら、電子レンジ動かす為の電力はコンセントの2本で確保していて、電気的な影響を与えたくない部位(ケース部分など)はグランド接続されています。
家電や人への悪影響を減らす為の設定になります。
ちなみにグランドやアースってのは地面に放電していたことからついた名前です。
回路上にグランドとかかれたものが複数あっても・・・そのグランドは全て繋がっているので、どこに刺しても結果は同じです。
これは家のコンセントのグランドが全て同じ場所に繋がっているのと同じです。
回路図上もグランド指示してあるものに識別はありません。
逆に+側と-側の表記の場合、それぞれ何の回路なのか識別が付きます。〇〇+側、〇〇-側って感じです。
これは-側が同じ場所に繋がっているとは限らない為です。0Vかもしれないし-5Vかもしれない。
大半の人がスルーしてしまうようなことですが、コンセントの3本目見た時に何だろ?これ?って思って調べていた人は、既に知っている内容だと思います。
こんなふうに考えると、日々の生活全てが勉強なんです。
ポイントは『なんだろ?これ・・・』です。思ったら即調べましょ!ってことなんです
3.影響が無いことは知らんぷり
今回の話は、使えるなら良いや!の精神で、影響が無いような気がして、ほとんどの場合スルーされてしまう内容だと思います。でも実際は、Wi-Fiの切れやすさや、静電気の発生具合、故障や不調など実害のある影響があります。
実際にあっても使わない構造ってのも結構あるんですが・・・基本的には必要なタイミングがあるから設定されてます。
これなんであるんだろう?って思ったら、ちょっと調べてみる癖をつけると日々レベルアップするので、レベルアップしたい人におススメです。
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